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ガスについて

高圧ガスとは

よく「高圧ガス」という表示がありますが、圧力が多少高いからといって必ず高圧ガスというわけではありません。「高圧ガス」とは読んで字の如く「高い」&「圧力」のガスです。
決して「高圧ガス」という名の商品があるわけではなく、そのガスの状態や圧力によって高圧ガスか否かが決まります。そして、ある一定条件を満たしたものを高圧ガスとし、「高圧ガス保安法」の適用を受けます。

高圧ガス

では、どのような状態のどこからが高圧ガスなのでしょうか。分かりやすく一言で述べると
1)圧縮ガスは1.0MPa以上の圧力で存在
2)液化ガスは0.2MPa以上の圧力で存在
となります。これをもう少し詳しく記述しますと、高圧ガスの定義とは下記の通りとなります。

高圧ガス保安法で規制の対象となる高圧ガスの定義

常用の温度において圧力(ゲージ圧力をいう。以下同じ)が1メガパスカル以上となる圧縮ガスであって、現にその圧力が1メガパスカル以上であるもの、または温度35度において圧力が1メガパスカル以上となる圧縮ガス(圧縮アセチレンガスを除く)。

常用の温度において圧力が0.2メガパスカル以上となる圧縮アセチレンガスであって、現にその圧力が0.2メガパスカル以上であるもの、または温度15度において圧力が0.2メガパスカル以上となる圧縮アセチレンガス。

常用の温度において圧力が0.2メガパスカル以上となる液化ガスであって、現にその圧力が0.2メガパスカル以上であるもの、または圧力が0.2メガパスカルとなる場合の温度が35度以下である液化ガス。

1~3の他、温度35度において圧力零パスカルを超える液化シアン化水素、液化ブロムメチル及び液化酸化エチレン。

つまり、一般的なスプレー缶や風船に入っているヘリウムなどは多少圧力が高いガスであって、高圧ガスではないのです。また、この高圧ガス保安法で全てが定められているわけではなく、省令や政令及び通達や告示などによってさらに具体的に詳細が決められています。

医療用ガスとは

医療用ガスとは、読んで字の如く、「医療の用に供されるガス」です。医療用ガス、は現代医療に欠くことのできない「ライフサポートガス」となっております。

医療用ガス

医療用酸素

手術時や人工呼吸器、高気圧酸素治療や呼吸器系疾患に対する吸入用と幅広く使用され、医療の現場の一端を担っております。

種類

日本薬局方酸素・医療用液化酸素、日本薬局方窒素・医療用液化窒素、日本薬局方亜酸化窒素、日本薬局方二酸化炭素、滅菌ガス、圧縮空気、吸引、血液分析用混合ガス、MRI用液化ヘリウムなどが上げられます。

これらのほとんどが、本的には前述の「高圧ガス保安法」の適用を全面に受けますが、さらにその多くは「薬事法」の適用を受け、医療法などにも関係してきます。 同じ高圧ガスでもその用途により適用される法令が様々で、またそれらが大変複雑に絡み合っていますので、詳しくは弊社または管轄省庁・協会などにお問い合わせください。

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